六つの小ことば | 六つの小ことば | 28
(1-32)

ほら、何でも欲しがる自分。先ほどの例で事実を見なさい。そのスルタンとは過去や未来の神様である。

例の土地、工場や機械とはあなたの身体とその中の命、心、舌などの具体的や非具体的な部分である。

その副官とは預言者ムハンマドである。

その手紙とはクルアーンである。

その激しい戦場とは、このどんどん壊れていく世で誰にもこのことを思わせる:

- どうせ今持っている物が手から離れて無くなるのなら、永遠に続く物と交換は出来ないのか。」と思っている内にクルアーンが答える:

- 「出来る。しかも、五倍の利益で美しくて楽な方法がある。」

- 何でしょう。

- 信託を本当の持ち主に売ること。ほら、その商売の五つの段階に利益がある。

1番目の利益:かりの物は永遠的になる。何故なら、アッラーにあげて、アッラーのために使うこの一時的な人生は永遠に続く。永遠の果物をくれる。そうなると人生の一分一分はまるで種のような役割を果たす。見た目には無くなるが永遠の世界で幸せの花を咲かせる。永遠の世界で綺麗な景色を作る。

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