六つの小ことば | 六つの小ことば | 26
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自分のネフスや財産をアッラーに売り、そしてアッラーの僕べ・兵士になることはどどれだけ利益のある商売で、どれだけ光栄に満した位であるかを理解したいのなら、次の話を聞きなさい。

昔、一人のスルタンが家来の二人に中に工場、機械、馬や武器と言ったような何でもある農場をそれぞれに貸した。しかし、激しい戦争の最中だったため、物は価値を保つことができない。変化するか、無くなるのであった。

スルタンがその二人に一人の副官を送った。副官が運んだ慈悲深い手紙にはこう書いてあった:

- 「持っている信託の土地を私に売りなさい。あなた達の代わりに無駄にならないよう守っておくから。しかも、戦争が終わったらもっと良い状態にして返す。もしも、その土地を自分のものだと思っているのであれば、高い値段を払う。しかも、その機械や工場は私の名で使われることによって、値段が一から千に上がる。全ての利益をあなた達に返す。しかも、あなた達は弱くて貧乏だからそんな大きな仕事の消費を維持することができない。その全ての消費を私が維持する。全ての恩恵をあなた達にあげる。しかも、除隊時まで持っていてもらう。ほら、五つの段階に五倍の利益。

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