六つの小ことば | 六つの小ことば | 14
(1-32)

アッラーは絶対的な存在であり、無駄なことをされない。慈悲あまねき存在であり、アッラーの慈愛と恵み深さは有り余るほどである」と確信しているので、信仰ある兵士はあらゆる事態においてアッラーの豊かな慈悲の扉を見つけ、祈りながら扉をたたく。そして、全てのものがアッラーの指示に従うことを目にする。彼はアッラーの庇護に入り、アッラーを信用し完全に服従して、全ての悪い出来事から守ってもらう。信仰は彼に完全な安心感を与える。

そう、あらゆる良心的な行為は無論のこと、勇気の源でさえ信仰とイバーダにある。あらゆる悪い行為は無論、恐れることの源は信仰からの逸脱である。例え地球が爆弾となり爆発しても、恐らく完全信仰を持つ者を脅かすことはできない。もしかすると、アッラーのすばらしい力を楽しみながら驚きの目をもって見る。それに対して、有名で教養があり理性をもつ信仰のない哲学者は、空に流れ星を見ると、恐怖に震える。「もしかしたら、この流れ星は地球にぶつかるのではないか」といい、心配する。昔、このような流れ星のせいでアメリカは震えた。多くの人がその恐怖から夜間家の外に出た。

音がない