六つの小ことば | 六つの小ことば | 6
(1-32)

質問:我々は何か物を買うときに代価を与える。であるなら全て全き無から作り出した創造主アッラ-はその恩恵に対して我々何を代価として望んでいるか。

答え:私たちが享受する素晴らしい恵みや品物を真に授ける者は、我々につぎの3つのことを対価として求め給う。忘れないこと、感謝すること、熟考することである。

あらゆることの始めにビスミッラーを言うことは、アッラーを忘れないための方法であり、あらゆることの終わりにアルハムドリッラー(アッラーに賞賛と感謝あれ)を言うことは、感謝することの方法である。アッラーを熟考するとは、常にアッラーの恩恵に注意深くあり、我々が全てのことに関して永遠に懇願されるものの力の奇蹟として、あるいはアッラーの恵みによる贈り物として受け取っている素晴らしく、精巧な恵みについて考えることである。もしあなたが贈り物の真の送り主に全く気がつかず、王からの高価な贈り物を運んできた貧しい人の手に接吻しなければならないとしたならば、それはなんと馬鹿げたことだろうか。恵みの真の授け主を忘れているのに、目に見える授け主を讃え愛することは、1000倍も悪い愚行である。

おお魂よ。もし君がそのような愚行を避けたいならば、アッラーの御名において与え、アッラーの御名において受け取れ。

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